2014-01-01から1年間の記事一覧
ちょうど2年前の12月、新木場コースト。長く活動休止状態にあった「AIR JAM世代」を象徴するバンドのひとつ、SCAFULL KINGがデビュー15周年を記念して、ワンマンライブを行った。 確か僕はその日用事で30分ほど遅刻し、開演時刻からだいぶ経って会場に着い…
「もちろん彼が今、生きていたら、どんな音楽を作っていたかはわからないんですよ。だけどその答えというのは、それぞれの受け手の心のなかにあればいいんじゃないかと思う。だからもう、単純に楽しんで欲しいんです」 (I.N.A : "子 ギャル"ライナーノーツ…
TOWER RECORDS渋谷店といえば、地上8階、地下1階建ての言わずとしれた国内最大規模の店舗だ。 「デカすぎて目当ての売り場に行くのが面倒」「マニアックなものは何だかんだで置いてなかったりする」等々の批判はあれど、あの広さはいつ行っても心躍る。 さ…
beside [bisáid] [前置詞]1 …のそばに,…のとなりに,の近くに,…と並んで2 …と比べると(compared with)3 …をはずれて[副詞]1 そばに,並んで.2 (まれ)さらに,おまけに. http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/8007/m0u/beside/ the band apart(以下バン…
先日、ヴィレッジヴァンガードの店内をうろうろしていたら、「Fridgeezoo」という冷蔵庫に入れるマスコット的ガジェットが目に入った。 冷蔵庫を開けるとセンサーが光を察知して挨拶するのと、さらに一定時間開けっ放しにすると文句を言い出すという機能をも…
僕は現在、基本的に月〜土曜日、夜固定で働いている。陽が傾いてから職場に入り、遅くとも日付が替わる頃には帰れるのでさほどキツくはない。 難点といえば、連休が非常にレアなことと、平日・土曜のライブがほぼ絶望的に観られないことくらいだ。 そんなこ…
(前編はこちら) 「とりあえず、ドーピングパンダはもう一回活動を再開するべきだなと。」 と原が言うと、ドーパンのファンも多い今日の会場は、大いに沸き立つ。 そして舞台袖にいるらしいフルカワに向かってステージに来て喋るよう呼びかけるも、フルカワ…
どうでも良いバンドの成功は本当にどうでもいいものだけど、バンアパはずっと負けたくないって思いながらやってた唯一のバンドだった。バンアパがイケてると嫉妬した。イケてないと頭にきた。そのギザギザのせいで、僕は面倒くさがられてるもんだとばかり勝…
葬礼というのは、一言に尽くせば、「他者からのかすかなシグナルを聞き落とさないための気配り」のことです。(中略)それは死者に向かって「あなたは私にどうしてほしいのですか?」と訊くことです。むろん、答えは返ってきません。でも、それまでの死者と…
この週末は仙台郊外で東北地方最大のロックフェス「ARABAKI ROCK FEST」が行われていた。 僕のツイッターのタイムライン上にも、同フェスに参加している人たちが現地で楽しんでいる様子が流れてくる。 それは音楽だったり、 東北の遅い春の景色だったり、 あ…
「ちょっとヤバくないですか、Quasiと一緒にライブするんだって。ヤバいねぇ」 感情が昂ぶって言葉が出なくなると「ヤバい」を連発するしかない、ということがある。 最近の若者の話ではない。 toddleの小林愛(38歳)である。 結成20年を迎えたロックンロー…
先週末、代々木ZHER THE ZOOにて催された「IKKI Festival 2014」というイベントを見てきた。 これは小学館発行のコミック雑誌「月刊IKKI」及び別冊のWebコミックの編集部が主催した企画で、コミックファンがIKKI連載作家たちと話したりサイン本を受け取った…
Hawaiian 6の安野勇太・セカイイチの岩崎慧・そしてthe band apart(以下バンアパ)の荒井岳史の3人で行われた弾き語りライブへ。 月曜の夜で、客は少なめ。クラブクアトロのフロアにイスが並べられているのを初めて見た(弾き語りオンリーのライブ自体が初…
半年前の話でアレなのだが、2013年の7月に、岩手県種山ヶ原高原で行われたKESEN ROCK FESTIVALに行った。 東日本大震災を経て再び東北の地によみがえった音楽の祭典は、すべてが地元の人間による手作りだった。震災の傷跡を無視することはできないが、押し…
幕張メッセで行われているCOUNTDOWN JAPAN(以下CDJ)について先日、「年々順調に動員を増やし、冬フェス一人勝ち状態になっている」という記事を読んだ。 [冬フェスCOUNTDOWN JAPANが一人勝ち 人気の秘訣は「快適度」にあり - Real Sound] 確かに、2010年…